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はなしのたね。2005.vol.26

1.「LLP(有限責任組合)」のはなし。
 ビジネスの環境が変化しています。ITが社会の常識となり、SOHOも認知された。また、起業化を促すために、ベンチャーを支援する法律なども整ってきた。そんな中、8月1日より会社でも組合でもない「新しい組織形態」がスタートする事をご存知でしょうか。その名を有限責任組合(LLP)と言い、現在、様々な方面から注目されている組織形態です。
 LLPとは、民法上の「任意組合」と、「株式会社」のそれぞれの長所を取り入れた、「民法組合契約制度」下で運営される組織体です。会社でもなく、組合でもない新しいこの事業形態・LLPは、日本にはありませんでした。しかし、アメリカには有限責任会社(LLC)、イギリスには有限責任組合(LLP)があり、それぞれ、これらの制度を利用して、盛んに企業同士(専門的人材)のジョイントなどに活用してきました。中でも米国では、この10年間にLLCによって80万社が起業し、新たなビジネスを展開してきました。スピルバーグ監督が率いるCGアニメ会社の「ドリームワークス」もその一つです。
さて、新たに創設されるLLPには、どんな利点があるのでしょうか。LLPには3つの特徴があると言われています。1.有限責任制、2.内部自治原則、3.構成員課税制度がそれです。簡単に、これらを説明すると、「有限責任制」とは、従来と違い出資者が株式会社同様に出資範囲で責任を持つ事を意味します。従来の民法組合では、無限責任となっていました。次に「内部自治原則」とは、出資者自らが経営を行うので、組織内部の取り決めを自由に決める事が出来ます。例えば、出資額が少なくても、成功すれば報酬を高くするなど経営の「自由度」が高いのが特徴です。最後に、「構成員課税制度」とは、組織体としてのLLPには課税せず、出資者に直接課税されます。従って、LLPには法人税の負担がありません。また、株式会社のように、株主総会や取締役会を開催する必要がなく、監査機関の設置も強制ではありません。従って、迅速な事業運営が可能になります。LLPとは、新時代の企業(組織)形態なのです。

2.「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【石取祭】8/6sat、8/7sunの両日、天下の奇祭として知られ、「日本一やかましい祭り」とも言われる「石取祭」が三重県桑名市本町の桑名宗社(通称/春日神社)で行われる。30数台の祭車が打ち鳴らす鉦や太鼓の音は2晩鳴りやまず、勇壮無比な祭り。三重県の無形民俗文化財にも指定されており、毎年15万人ほどの人出がある。問い合わせ先、桑名市観光協会tel.0594-24-1231。

3.「花種寄席(はなたねよせ)」
★娘の幼稚園の保護者会で、「園児達が初めて書いた“ひらがな”です」と、お教室の壁に飾ってあるお習字を見せて頂きました。『りす』『ねこ』『くるま』…などと可愛く書かれてある中、我が娘の作品と言えば、ゴッツイ字で『なまごみ』と…。あるお母様から「濁点を書けてて、凄いじゃない!」と、慰めとも思える言葉を頂き、悲しいやら恥ずかしいやら…。(脂過多ブタ~)。

4.さらりーまん川柳  
「飯あるか 少しあるわよ ネコの分」
「おーい風呂 入ったわよ!と 古女房」
「帰宅して 妻の機嫌を 犬に聞く」

はなしのたね。2005.vol.25

1.「四書五経」のはなし。
 論語(四書)に「過ちて改めざる、これを過ちと謂(い)う」というのがある。これを今風に言い換えれば、「間違いは仕方ない。しかし、その間違いを“改善”しない事こそ“過ち”だ」となる。人は間違いをする生き物です。間違いを改善するからこそ成長があるわけです。
 続いて、“易経(五経)”にも似た件(くだり)があります。「善を見れば則(すなわ)ち遷(うつ)り、過ちあれば則ち改む」がそれです。良い事は直ちに取り入れ、間違いは直ちに改めようということです。しかし、良いと分かっていてもなかなか取り入れられない。それは、現状を変更する手間や、仲間の反発を恐れ取り掛かれないのです。“いいなぁ”だけでは、改善は出来ないのです。
 最後に、詩経(五経)に「他山の石、以(も)って玉を攻(みが)くべし」という有名な件(くだり)がある。これは、他所(よそ)の山から出た石ころ(他山の石)でも、こちらの玉(宝石)を磨く材料になる。従って、他人の些細な(つまらない)言動も有り難く頂戴し、自分を磨く材料にしなさいという例え。言い換えれば「人の振り見て、我が振り直せ」である。他山の石は、いくらでも転がっているのだ。
これらの書“四書五経”は、今から2500年も昔に中国で著されたものです。日本では文字も無い時代(縄文後期)です。中国ではそんな昔から、「間違い」を如何に正し、「改善」に繋げて行くか論議していたのです。さすが中国4000年の歴史です。

2.「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【円空さん展】7/30(sat)~9/11(sun)の期間中、名古屋市博物館(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)において、江戸初期に活躍した「円空」の展示会が行われます。円空は美濃で生まれ、生涯に12万体もの仏像を彫った事で知られる僧侶です。その生涯を通じて成し得た偉業を、現在に残された円空仏を全国から集め、一堂に展示します。大きな物を120体、小さなものでも100体集められます。これだけの円空仏が一堂に介するのは極めて稀な事です。この機会に、郷土の先人の偉業を確かめられてはどうでしょうか?。入館料は、大人1,100円。問い合わせは、博物館tel052-853-2655。

3.「花種寄席(はなたねよせ)」
★妹の友達に、「三五さん」という珍しい名字の子がいた。ニックネームはそのままに「サンゴちゃん」。ある日、うちの母が間違えて話かけた。「ヒトデちゃん…」。
★義姉から「(実家の)近所にできた回転寿司って、どう?」というメールが来たので「微妙」という返事を送ったら、爆笑メールが返ってきた。間違えて「微尿」になっていたらしい。しかも爆笑の原因はそれだけではなく、以前ダンナ(私の兄)からも同じ間違いのメールが届いたという。さすが兄妹だと笑われたが、兄の誤メールは「美尿」だったと聞き、なんだか健康さで負けたような気がして悔しかった。

4.さらりーまん川柳
「『何かある?』 手伝う気のない 帰り際」
「旅行けば 我が家と同じ 入浴剤」
「まかしとけ きっと誰かが やるだろう」

はなしのたね。2005.vol.24 

1.「良い種・悪い種」のはなし。
 ある方から教えて頂いた言葉です。的を射た素晴らしい文なのでご紹介いたします。

~良い種・悪い種~
   「ナスの種をまけば ナスが芽生えます ナスの種をまいて トマトは収穫できません
    良い種をまけば 良い芽が出 悪運の種をまけば 悪運の芽がでます

    ところで私たちは 何か良い事をした時 会う人ごとに 吹聴したくなります
    それは まるで種を陽に晒すようなもので 折角まいた良い種も 芽がでません
    逆に つい悪い事をしてしまった時 人に知られないように 隠します
    それは まるで種に土を掛けるようなもので 悪い種からは 悪い芽がどんどん育ちます

    私たちが 良い運命に恵まれるためには 良い種こそ土をかけて そっとしておき
悪い種は お詫びの言葉をそえて陽に晒し 芽を枯らせてしまうのが いいですね」

 まさしく、都合の悪い事は肥大し広まる。一方、良い話は思いのほか広まらないもの。ヒトは元来、ねたみの動物です。ヒトの不幸は“蜜の味”と言うくらいですから…。それゆえ、せめて自分自身は“正直”に生きる事が大切なのではないでしょうか。それが幸運への早道です。

2.「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【清流吉田川カッパまつり】もうすぐ本格的な夏がやってきます。岐阜育ちの私的には、川遊びってのが夏の一大行事でした。そんな川遊びの最先端?を行くのが、郡上八幡。夏の風物詩とまで言われる、新橋からの川飛び込み。小さな子が高さ12メートルもある欄干から川面目指して飛び込む。なんとも微笑ましい光景だ。そして、今年も川飛び込みのコンテストが開かれる。7月24日(sun 10:00~14:30)。場所は、あの清流長良川の支流吉田川の新橋付近。“川飛び込み”の他にも、宝探しなどを行う。問い合わせ先は、郡上八幡観光協会(tel.0575-67-0002)まで。

3.「花種寄席(はなたねよせ)」
★保育園に行き始めた3才の長男。大ベテランの園長先生(ご婦人)が抱っこしようとすると逃げて行ってしまう。「きっと恥ずかしいんですね、すみません(ペコリ)」と。私は謝ったが、実は知っている。若い保母さんの場合は、自ら抱っこをせがむ長男を…。

4.さらりーまん川柳
「夢の中 夢のない事 言っている」
「根回しが 済んだら方針 変わってた」
「目を掛けた つもりの部下に 追い抜かれ」

はなしのたね。2005.vol.23

1.「七夕と夏の大三角」のはなし。
 7月7日は七夕。江戸風に言えば、七夕(シチセキ)の節供。江戸の頃は、五節供(人日(じんじつ)、上巳(じょうし)、端午(たんご)、七夕、重陽(ちょうよう))に数えられ、今よりも重用された七夕祭り。現在では、3通りの日取りがある。1つ目は、暦通りの7月7日(平塚七夕祭)、2つ目は旧暦の七夕(新暦で言う8月11日・安城七夕祭)に行うもの、そして3つ目に、月遅れ(季節感を味わうため1ヶ月遅れにする・仙台七夕祭)の8月7日に行うものです。梅雨最中の七夕は例年、雲に遮られ天の川が見えなかったりする。しかし、七夕が3度もあれば、一度は見られるでしょう。
 さて、貴方は「彦星」と「織姫」の位置が分かりますか?。夏の東の夜空を見上げると、「夏の大三角形」が見えます。その3つの星(右点、左点、上点の3点)のうち、右点(天の川手前側)で輝く星を、「ワシ座のアルタイル」と言い、これが彦星に当たります。これに対し織姫は、大三角の上点(天の川の向こう側)で輝いている「こと座のベガ」の事です。それぞれ一等星なので、たやすく見つけられるでしょう。ついでと言っては何ですが、大三角形の左点(天の川の中)にある星は、「白鳥座のデネブ」と言います。デネブとは、アラビア語で「尾っぽ」という意味です。実はこの星、3200万光年も彼方で輝いている星で、その輝きは太陽の5000倍です。夏の大三角形では一番暗い星(それでも一等星)デネブですが、本当はとっても大きく熱く輝く星なのです。きっと二つの星を見守っているのでしょう。川の中からですけど…。

2.「ちょいスケ」
近隣のちょっとしたイベント情報を掲載する「ちょいスケ」。何卒ご愛顧のほどを…。
【ゴッホ展~孤高の画家の原風景~】美術ファンは勿論、美術に関心が無い人でも、「ゴッホ」の名前は知っているでしょう。僅か10年の間に2000点もの作品を描いて、燃え尽きる様に37年の生涯を閉じた炎の画家・フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)。絵画への熱烈な愛から生まれた彼の作品は、印象派以後の美術に大きな影響を与え、今日もなお私たちの心を揺り動かします。
 さて、今回のこの展覧会は、オランダのファン・ゴッホ美術館と、クレラー=ミュラー美術館の所蔵品を中心に展示されます。中でも、日本初公開の『芸術家としての自画像』『黄色い家』、半世紀ぶりに日本へやって来る『夜のカフェテラス』をはじめ、『糸杉と星の見える道』『種まく人』『ひまわり』など有名作品も展示されます。開催期間は、7月26日(火)~9月25日(日)のおよそ2ヶ月間。場所は『愛知県美術館(名古屋市東区東桜1-13-2/tel:052-971-5511)』です。本格的なゴッホ展の開催は、この地区では久し振りですので、何卒お見逃しの無いように…。観覧料:一般1400円です。

3.「花種寄席(はなたねよせ)」
★私の同僚に「森本君」と「守本君」がいる。内線で呼ぶ時、非常に煩わしいので、「フォレスト森本」と「ディフェンス守本」と呼び分けたら、いつの間にか全社に定着してしまった。流行を生み出すって快感。

4.さらりーまん川柳
「『振り込め』と 言われたその額 持ってない」
「何一つ 助けてくれない ヘルプキー」
「2年目で 『ゴミお願い』が 『ゴミ出した?』」

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